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2015-11-03 (Tue)
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寒くなってきましたねえ。
昨日辺りからついに暖房を入れるようになってしまいました。
わたしの仕事部屋は底冷えがするのです。

1日が日曜日だったので、10月31日に発売されておりましたBELOVE22号に
「ひまわり!!」の41話が掲載されております。

ついに過去が明らかになり、ひまわりに感情をぶつけた菊花ちゃん。
ひまわり、珍しく打ちひしがれております!
ひまわりにとっての勝負どころですね。
(すなわちわたしにとってもなわけですが)

大和和紀先生の美麗な表紙が目印です。
楽しんでいただけますように。


せっかくいい気候になったのでどこか行きたいなあと思いつつ
出不精で結局家でダラダラしてしまいます。
紅葉くらいは観に行きたいものですが…。

それでも先月は〆切明け、デパートの北海道展に2回行って(なぜ2回)
映画の「バクマン。」を観てきました。
わたしにしては出掛けたほうかも?

「バクマン。」予告を観た時から面白そうだなーと思っていたのですが
本編もほんとに面白かったです。

キャストは発表になった時「逆じゃない?」とネットで言われてましたけど
私は「え、バッチリやん」と思ったんですよね。
んで、やっぱバッチリでした(笑)。

デビュー前、持ち込み、デビュー決定、初連載。挫折。
あの頃の漫画家の心の葛藤が見事に表現されてました。
自分のデビュー当時を思い出したり、今の自分と重ねてみたり
ニヤニヤしたりホロッとしたり
ほんとに愛おしい映画でございました。

漫画への情熱というもの。
若い頃と比べて、情熱自体に変わりはなくても
接し方が変わってきたかなとは思います。

若い時はほんとに暑苦しいくらい
「この原稿さえ完成させたらあとはもう死んでもいいんだ」くらいの
熱量と言うか無茶というか、実際病気になったりもしたんですが
漫画以外のことはどうでもいいって時期はありました。
ちょうど「バクマン。」の映画の二人はこの時期で
ぶっ倒れても漫画を描こうとするわけですよ。
ええ、わかります。
またこの辺りの佐藤健くんの演技、最高でした。

ある程度年令を重ねて、
今の自分は病気で倒れたら体を大事にしてお休みするし
もう徹夜も出来ないし、あの頃とは漫画とのつきあい方が変わったなと思います。

この原稿上がったら死んでもいい、じゃなくて
長く漫画を描いていくことを考えるようになったし
昔は弱音を吐くのが嫌いで口に出さなかったのが
今は毎月「逃げたい。逃げます」と担当さんに言って適当にあしらわれます。
体が元気なうちに引退して全く別のことを始めてみようかと
心の逃避を図ってみたりもする日々です。

今はそんな感じで少し肩の力を抜いて漫画を描くのが
自分にとってはいいように感じています。
でもそれも、あの暑苦しい時代をなんとかかんとか必死で過ごしてきたから
今があるんだろうなあと。
ちょっとあの頃の自分を思い出して、切なくなる映画でもありました。

自分が描きたいと思っても依頼がなければ無職ですし
いくつまで描いていられるかもわからない。

ただただ描いていられる間は漫画に誠実でありたいなあと思います。




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